海の街、横須賀では身近なお悩み
塩害に強い塗料あります!!
塩害は塗装の劣化を促進させたり、金属部を腐食させたりと、海沿いで暮らす方々にとっては身近なお悩みだと思います。実は外壁にとっても切っては切り離せない問題なのです。塩害についてお話しさせてください。
塩害とは?
海はもともと塩分を含んでいますが、その塩分を含んだ海水が蒸発し、塩気をまとった空気が、建物などに付着し金属の劣化を早めることを言います。屋根・外壁・玄関ドア・アルミサッシなど、建物に付着することで、腐食を進行させてサビ・建物の劣化を促進させてしまいます。海に近くて潮風が吹き込まれる地域全体で起きるものになりますので、広範囲で発生する症状です。
塩害を受けやすい場所
外壁
屋根
雨戸/シャッターボックス
玄関
ベランダ
家の鍵
サイディング接続部分
特に海から5km圏内の建物であったり、5km以上離れていても近所の道路標識が錆びていたり、車や自転車が錆びやすいといった症状があれば、要注意!!
対策を行わないと・・・
大切なお住まいを長持ちさせるためにも塩害対策は必須です!
お住まいの塩害対策
1、塩害に強い塗料に塗り替える
塩害が発生する地域では、通常よりも塗膜が早く劣化しますので、本来の耐久性よりも2〜3年は寿命が早くなります。海沿いにお住まいの方は他の地域の方と比べると、それだけお住まいのメンテナンスにかかる費用が増えてしまいます。
そうならないためにも、塩害対策には、耐塩性・耐久性の強い塗料であることが重要です。
少しお値段は高いですが、耐塩性・耐久性の強い塗料を使うことで、将来的にかかる費用を抑えることが可能です。
塩害に強い塗料の種類
フッ素塗料 |
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フッ化カルシウムを主成分とした塗料。汚れを寄せ付けない、酸性雨に強い、紫外線破壊を受けにくいといった性質をがあります。 |
ピュアアクリル塗料 |
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紫外線が日本の3倍くらい強く、非常に暑い国オーストラリアで、その過酷な環境下で耐えられるためにつくられた塗料。 耐久性、防水性、高弾性に優れています。 |
無機系塗料 |
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セラミックやケイ素などの無機物を主成分とした塗料。寿命が長く、他の塗料と比較しても高い耐候性を誇ります。雨の力を借りて自然に外壁の汚れを落としてくれます。 |
2、塩害に強い外壁へ張り替える
塗料はもちろんのこと、さらに対策をするのであれば、外壁自体も耐塩性・耐久性の高い外壁にすることです。
外壁自体と塗料で塩害に対し十分な対策が取れます。
塩害に強い外壁、樹脂サイディング
樹脂系サイディングとは、主原料に塩化ビニル樹脂を使用した外壁材の総称です。
今から約50年程前にアメリカで誕生した外壁材で、その後1990年代に急速的に市場が広がり、現在では北米で約50%ものシェア率を誇る外壁材です。
日本同様に気候に自然環境の変化が激しい日本の家屋にも最適な外装材で、優れた耐久・耐候性、容易な加工性、軽量といった特性があります。
樹脂サイディングの特徴
- 優れた耐久性
- 色あせしにくい
- 手入れが簡単
- 地震に強い
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優れた耐久性
樹脂サイディングは塩化ビニル樹脂製の外壁材のため、サビたり腐食する心配がありません。
この強い耐性が、塩害を防ぎます。
素材自体も柔らかいため、衝撃や雪圧による凹み、クラックも発生しにくいです。 -
施工が簡単
裏打ち材が無いため、重ね施工ができます。そのため、開口部廻りもスッキリした外観に仕上げられます。
また、シーリングの必要がありません。通常、耐久性のある塗料を外壁に使用したとしても、シーリング工事は定期的に行う必要がありますが、それが不要になります。つまりその分コストを抑えることが可能です。
オープンジョイント工法での施工は、外装材の内外に圧力差が発生しないため、雨水の浸入が抑えられます。 -
色あせしにくい
樹脂サイディングはもともと色(顔料)が加えられていることが多いため、色落ちなどがしにくい特徴があります。
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手入れが簡単
塗装のように剥げることがないため、塗り替え不要。傷がついたり、破損した場合にも、その部分だけ張り替えることが可能です。軽い汚れであれば水洗いもできます。
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地震に強い
樹脂系サイディングと窯業系サイディングを比較した場合、樹脂サイディングの1枚当たり(0.77㎡)の重量は約2.0kgと非常に軽量で、一般的な窯業系サイディングの1/10以下なります。そのため、地震の際の揺れの振幅を他のサイディングに比べ小さく抑える事が可能です。
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